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乾式被膜潤滑(以下乾滑)とは、従来のオイルやグリースのような湿式の潤滑とは全く異なったタイプの潤滑です。
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乾式は、その優れた浸透性によりチェンやベアリング(コロ)の細かな隙間にまで隅なく行き渡り金属表面に耐熱、耐荷重、及び耐薬品性に優れた二硫化モリブデンの被膜を形成します。 又溶剤は、時間の経過と共に乾燥していきます。従って摺動は、乾いた状態で二硫化モリブデン被膜を介しての擦れ合いとなります。(乾滑の基本原理参照)
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オイル潤滑ではメタルコンタクトを防ぐことが出来ないため金属摺動面に磨耗が生じチェンの伸びを防止することが不可能。 |
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乾式被膜潤滑では金属表面が耐荷重能に優れた二硫化モリブデン被膜で覆われるためメタルコンタクトを防ぎチェンの伸びを食い止めることが出来る。 |
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乾滑剤を常時使用することによって以下のことが実現できます。
- 二硫化モリブデン被膜を介しての摺動であるためメタルコンタクトが生じずチェンの磨耗、伸びを防ぐことが出き、チェンの大幅な寿命延長が実現できる。
- 摩擦による騒音の防止。
- 乾いた状態で潤滑が実現できるためオイル汚染やゴミ問題を解消できる。
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潤滑と乾滑の比較はこちらからどうぞ
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